【4】生きていると環境や心境は変化する

人は必ず歳を取る。でも若い頃はこの先があるとしか感じられないし、ともすればいつまでも生きるのではないかと勘違いしてしまうくらい、いつか老いて死ぬということは想像し難い。大体の人は何か出来事があったり環境が変わったりしない限り意識できないと思う。

 

意識とは関係なく時間は進み、それに合わせて環境も変わっていく。時間が経過していくと、下の世代は精力的に活躍し始めて、上の世代がこの世を去り始めていくだろう。それに応じて自身の活動の仕方が変わることもあると思う。

 

そうやっていざ時間が経過していくにつれて色々なことが出来なくなってから、もっと若い頃に色々やっておけばよかった感じるかもしれない。時間が去ってから人生は短いと思い始めるかもしれない。

 

もしそれまで何かやってきていたとしても後悔することはあるだろう。今までやってきたことは当たり前として、今無いものを見つけて、もっとああだったらと考え始めるかもしれない。

 

往々にして人間は、過ぎ去った時間に対してもっと有益に使えたかもしれないとか、もしかしたらこうしていればより良い結果が出せたかもしれない等と考えがちだと思う。仮にそれまで既に色々やってきていたとしてもだ。

 

そういう風に考えるのは人に備わった想像力の産物だから不自然なことではないけど、何にせよ若くて元気よく活動できる間にやりたいことをやっておきたい。

 

何か新しいことをやりたいと思ったら、今始めよう。