【23】お金と仲間と自分自身の力

生きていく上で大切なことは色々あるがその中でもお金と仲間は特に重要だ。そしてそれを主体的に獲得していけるのは自分自身だけということを忘れてはならない。

 

まず生きるための生活資金と余暇活動を行うための資金。お金があることで様々な活動が可能になり、これによって豊かさを感じる機会を作ることができる。

 

そして仲間という存在が必要不可欠だということを忘れてはならない。

まずそもそも人は非力で脆弱だ、風邪を引くだけで動けなくなる。それに複雑な人間社会では知らないと解けない問題やできないと突破できない障害が立ち塞がることもある。そういう時に助けになるのが他者の存在、つまり仲間だ。

 

これまでの実体験として何度も何度も人に助けられてきたという自覚がある。助けてもらえなかったらどうなっていたかわからない。どこかで息絶えていてもおかしくないと思う。

 

1つの趣味活動は自身の精神を充実させる活動であると同時に、経験を通して自身を成長させることができる。それと同様に信頼できる仲間との関わりを持つ事は助け合いをするだけでなく精神的な安息感をもたらすと思う。

 

つまり二つの側面を持っていてとても重要である。意識し難いところだが、物事には気付き難い恩恵は多くあると思う。

 

 

それをそれら資金や仲間を主体的に獲得していけるのは自分自身でしかない。それ故自分自身の内側にある力を磨かないといけない。

 

お金を稼ぐために社会活動の中で人と関わり取引を行いお金を入手する。この活動を遂行するためには自分の能力や経験が必要になる。時にはまだ持っていない特定の知識や技術が必要になり学習する必要がある。つまり広義でいう学習能力、物事への取り組み方を磨いたり、疑問や問題を解消する力が必要になる。

 

ただ何でもできるわけではない。人には人の個性があって万能ではない。だから自分の得手不得手を認識した上で、できる範囲で出来ることをやって自分の力を磨いていくことが大切だ。

 

 

仲間を作るためにも同様に対人の力が必要になる。あまり普段意識する事はないだろうが、新たな出会いを求めて行動したり、出会った人と信頼関係を築いたり不要な敵対をしないように調整を行ったりする力が必要になる。

 

人の気持ちを気遣ったり思いやりを持って接したり、人がやりたい事やりたくない事を察知して物事をうまく運んで行く力は普通には手に入らない。日頃から人と接して様々な場面で経験を積んで、日々磨いていく必要がある。

 

 

このように自分自身の内側にある力を磨いた上で、外側に存在しているお金と仲間を獲得していく必要がある。