【19】仕事を継続するために考慮に入れる要素

十分なお金を手に入れて時間と体力を余らせるという目的が果たせた上で次に重要になることは、その収入源から継続して資金を得られるかどうかだ。

 

まず一番大事なのは自分自身がその仕事を続けるかどうか。

 

その点でその仕事で成果を出せてお金が稼げるかが大事だ。そもそもお金を手に入れる活動で成果が出せず、お金にならない場合、目的であるお金を獲得できていない。この条件をクリアしていない場合はまずその仕事をやめる選択をすること、これが前提条件である。

 

仕事で成果が出せてお金の獲得に繋がるかという観点で、自身の能力や性格が合っているかを観察して成果が出せそうなことをやれたら良い。最終的には仕事というのは縁が大きく関わると思うので自分で選択できる事は一部だが、できるだけ自身の特性に合っていることをやれたらいい。

 

そして次に、自分自身がその仕事を続けられるかどうかが大切。続けるためには自身がその仕事に対して不満がなく充実している状態が必要不可欠で、自身がその仕事でやる気を出せるかどうかは大きい。

 

仮に成果が出せる仕事だったとしても、元々興味が無いことや飽きていることではやる気も湧かない。興味の持てていないことに対して嘘をついて興味を持とうとしたり続けることは精神的な苦痛を背負うことになる。

 

自身が成長することや人との繋がりが持てることなど、自身が興味が持てるような仕事をすることで継続させる気を持てるようにしよう。それが自分自身にとっても良いことで、それが仕事で関わる様々な人にとっても良いことに繋がる。

 

また、働く上で第一に気にするべきは肉体疲労が高すぎないかが大事だ。働く上で、勤務時間が長すぎたり仕事内容が激しすぎて体力を使い果たしたりしていないか。また休日や有給が取れるかについて十分に気をつけること。もし肉体疲労が蓄積するのであれば働き続けるのは危険だ。

 

プライベートは完全に仕事とは切り離すことも大事で、もしそうできなかったらやりがいを搾取されかねない。そのため基本的にプライベートな時間や体力やお金を仕事のために使わない事。しっかり自分の中でやることのメリットとデメリットを把握して、天秤にかけること。

 

次に精神的ストレスが高すぎないかも大事。自分自身が行う仕事の遂行が上手くいっているかどうかが肝になる。成果が出せない状況が続いたり、自分だけその仕事において力が発揮できないなどの状況は精神的ストレスがある。仮にストレス状況が続いた場合にはそれを脱出すること、そのため仕事において自身が工夫することで状況を打開できるかの裁量権があるかを確認するといい。打開策がないならやめること、ストレスは万病の元で、過度に負う必要はない。

 

また仕事を続けるという意味では、人間関係や労働環境についてはかなり大事だ。特に人間関係はおそらく自分が思っている以上に続けるかどうかの最も影響していると思う。関係が良好でないと絶対に続かない。

 

基本的に人間関係も労働環境も良好になるように努める、でもそれは自分にできる範囲でいい。自分の力の及ばない部分に力を使わない。

 

前提として、自分のことを自分で守らなければならず、基本的に誰も助けてはくれない。どんな人生を歩もうとも最終的には自分の人生であり全て自分の行いの帰結である。そのため自分の都合を最優先にしないといけない。

 

自分が進もうとする道を他者に邪魔された場合はその相手を排除しなければならない。敵を迎合しては生きれるものも生きられない。

 

しかしここで人間関係についての注意点がある。

 

自分のことだけを考えていると、自分が歩もうとしている道を阻む障害全てと敵対してしまいがちだ。そしてこれまでの人生において敵対することで上手くいかなかったという教訓がある。

 

自身の恐怖心から躍起になって自分の目的を達成しようとして、人の気持ちに気付かなくなって暴走したまま破滅していくのが今までだった。だからこれからは極力人と上手くやっていく必要がある。

 

目の前の人間をすぐに敵視しないこと、決めつけて敵対しないこと、状況や関係性を見極めて、自分のやりたいことや相手のやりたいことのバランスをとった上で最終的に自分の目的を果たしていくこと。三方よしとまではいかずともWin-Winを目指す。

 

人間全員が仲良くできるわけではなから基本Win-Win or No dealでいい、他者は自分じゃないから、自分にできる範囲で良好になるよう努めること。

 

労働環境についても同様、働きにくかったら自分なりに工夫をする。それ以上は組織規模の問題なので一人の力で解決しようとしないこと。自分にできる範囲でいい。